どうも、金音ニトロです。また性懲りもなく奥多摩に行ってきました。
毎回単身で奥多摩に御呼ばれされるのですが、今回は夏やすみなので、それも終戦記念日ということで(日程がたまたまそうなっただけだけど)、翡翠さん(@mazyu_aratame)とともに奥多摩に行ってまいりました。彼と行くことになった簡単な経緯として、(コンプラ)ののち、どこかで密会をやることになり、彼のCDを貰う代わりに、僕がディープな奥多摩を案内するということになりまして。
ちなみに今回、撮影に関しては、彼の肖像権を配慮して、極力映らないような撮影を心掛けてますが、たまに人が映っていたら、それは彼か、もしくは僕とか彼にとりついた霊、あるいは野良幽霊でしょう。
https://www.melonbooks.co.jp/circle/index.php?circle_id=34371
で翡翠さんのCDを購入できます。一言でいえば、平成のバロック風味な東方二次創作なので、興味のある方はぜひ。
ということで、見慣れた奥多摩駅までカット。今回は奥多摩のバスを使いまくります。
奥多摩と言いつつ、行くのは湖ばかりで、あちら側にはまだ行ってません、なので今回は。
日原鍾乳洞。人生初の鍾乳洞です。そしてこの鍾乳洞、関東最大級のでかさらしい。
バスの中は登山客と観光客で、およそ「奥」多摩とは思えないごった返しっぷり。そういえば、朝に乗ってた青梅線も、まるで朝の通勤電車みたいな様相でした。いや、アレは紛れもなく山へ登る通勤客ですね。勤行的な意味での通勤。ツウゴン。
今日はお盆で人が多いので、バスは鍾乳洞まではいかず、東日原で下車となります。
そこから少し歩くのですが、まったくもって凄いところだ。一言でいえば、ぼくのなつやすみみたいな場所です。
徒歩20分くらいで鍾乳洞に到着。鍾乳洞の横には滝があり、まさに神秘の入り口。
入り口はこちら。彼曰く、「お化け屋敷の入り口」の様な場所だそう。これがお化け屋敷だったら、ギミッグは天然の幽霊で、お化け屋敷の出口は現世には存在せず、気が付いたら黄泉の国に・・・?
滝と死出の入り口の、ツーショット。この日は、8月15日。数々の玉砕者が黄泉の国に渡った日です。
なので、生と死の境目が、益々曖昧になっています。私はまだ未練タラタラなので、死なない様に気を付けないと。
で、入り口からこんな感じ。薄暗く、そしてどことなく不気味。彼岸があったらこんな感じなんでしょうか?空気が冷たくて、湿度が高くて、視界が効かない場所、鍾乳洞。
やはり昔の人も同じこと考えていたようで、おそらく鍾乳石を使用した仏様や地蔵菩薩が彫ってありました。弘法大師学問所。弘法大師とは、四国88箇所の開祖(?)だったり、たまに筆を間違えたりしたことで知られる人です。
他の観光客に迷惑になる上に、肉眼で見た感じと近い感じで撮影できなくなるので、フラッシュを焚くのは好きではないけれど、鍾乳洞内でフラッシュを焚くとこんな感じで撮影できます。
鍾乳洞内にはやっぱり三途の川が・・・。仏教や神道の死生観はあまりくわしくはありませんが、三途の川を渡ると黄泉の国に行ってしまうってのはさすがに知ってます。73年前のこの日、いくつもの英雄が成仏した、こんな日なので、無暗に渡りたくない場所です。
賽の河原。三途の川のほとりにあり、親より先に死んだ子供が、贖罪のために石を積む場所です。子供は一生懸命石を積むのですが、積みあがる直前に鬼がやってきて、それを崩してしまう。また最初から積み直さなければいけない。永遠に救われない、罪ゲー、積みゲー、詰みゲーです。
この鍾乳洞は関東最大級なので、天井が見えないほど高い場所があったりします。おそらく、超音波を飛ばせば天井までのきょりが分ったりするのでしょうが、自然崇拝への冒涜になりそうなので、やめときます。というか装置を持ってません。
こういうところに蝙蝠とか潜んでたら間違いなく失神するからどうか居ないで欲しい。せめて天井がみえたら話は別なんでしょうけれど・・・・・。
水琴窟。原理は、壺の様に空洞のある場所に水滴が垂れると、音がめちゃくちゃ反響して、ある特定の周波数が強調されて、まるで琴のように聞える、自然の神秘です。楽器は石と水だけなのに、妙にとがった金属質な反響をもたらすのも、水琴窟の神秘です。
おそらくこれが水琴窟。一見すると楽器の様に見えないですが、そして水琴窟内で発せられた音が鍾乳洞内でさらに乱反射して、音源がどこにあるのか聞き失いますが、たぶんこれです。奥にある、寛永通宝みたいな手水鉢はつくばいなので関係ないです。ちなみに水琴窟の音を聞きながらこれの名前を思い出そうとしてたんですが、「竜安寺のアレ」とまでしか出てこなくて、すっげえもやもやしてた。
更に奥に進むと、妙な青い光がありました。自然の神秘か何かで、プルキニェ現象でめっちゃ青いです。嘘です、ライトアップされてました。確かに美しいには美しいんですが、荘厳さを茶化すような余計なことを・・・。
他にも、中は見どころが多く、ありとあらゆる自然の造形や彫刻物に名前が付けられていました。例えばこの白滝もその一つ。白い滝のように見えることから命名されたのでしょう。
ここの地形も命名されてますね。金剛ナントカと、もう一つ光って読めない。
他にも色々と見どころはあります。全てを収めようと頑張ったのですが、やっぱりCCD越しの世界よりも肉眼で楽しみたくて、結局半分も収めきれてません。
以上、今回のブログのメイン、日原鍾乳洞でした。
ただ、今回の目的は、「翡翠さんにディープな奥多摩を紹介する」です。しかし既にブログで紹介した場所ばっかりなので、ダイジェストで紹介。
そのまま駅まで戻り、奥多摩湖を通過します。彼はこれが初めての奥多摩湖だったようです。
奥多摩湖で半分くらい人が降り、同じだけ乗ってきました。
「雨降り」バス停で下車します。峰谷橋で降りないので、ここからはディープで何にもない場所に行くということで、バスの運転手に心配されました。
例のバス停を回収。1日3本しかなく、更に道も狭いので、ここを訪れる際は原付か原二あたりがちょうどいいでしょう。下手すると、軽自動車でもかなりきついかもしれません。
「雨降り」バス停の全景。バックに映りこむ家々と自然が渋いぜ。
そのままもう一つのディープなバス停を回収しつつ、折り返しのバスに乗り、神社とか浮橋とかを訪れたりしながら、
もはや有名な、例の駅を再訪。いったいこれ、何度目なんでしょうか???
ロープウェイに乗り込む人影がありますが、もしかしてこれは・・・・?そして、「誰か」が映っている写真というのも、私の旅だとちょっと珍しいことだったりします。
そのあと留浦まで移動し、例の浮橋を堪能。留浦浮橋から見える水色の橋が、北条と武田の境界線なのですが、今回は武田の陣地まで乗り込むことはしませんでした。
奥多摩行きのバスに乗り込みます。およそぼくなつの静かな集落とは思えないくらい、めっちゃくちゃ混んでた。登山客の帰りということで、スポーツジムを3倍くらいに濃縮したようなすさまじさ。
以上、ディープな奥多摩再訪でした。
https://www.melonbooks.co.jp/circle/index.php?circle_id=34371
で翡翠さんのCDを購入できます。彼の作品のいくつかは、メロンブックスでも委託販売されています、興味のある方はぜひ。
毎回単身で奥多摩に御呼ばれされるのですが、今回は夏やすみなので、それも終戦記念日ということで(日程がたまたまそうなっただけだけど)、翡翠さん(@mazyu_aratame)とともに奥多摩に行ってまいりました。彼と行くことになった簡単な経緯として、(コンプラ)ののち、どこかで密会をやることになり、彼のCDを貰う代わりに、僕がディープな奥多摩を案内するということになりまして。
ちなみに今回、撮影に関しては、彼の肖像権を配慮して、極力映らないような撮影を心掛けてますが、たまに人が映っていたら、それは彼か、もしくは僕とか彼にとりついた霊、あるいは野良幽霊でしょう。
https://www.melonbooks.co.jp/circle/index.php?circle_id=34371
で翡翠さんのCDを購入できます。一言でいえば、平成のバロック風味な東方二次創作なので、興味のある方はぜひ。
ということで、見慣れた奥多摩駅までカット。今回は奥多摩のバスを使いまくります。
奥多摩と言いつつ、行くのは湖ばかりで、あちら側にはまだ行ってません、なので今回は。
日原鍾乳洞。人生初の鍾乳洞です。そしてこの鍾乳洞、関東最大級のでかさらしい。
バスの中は登山客と観光客で、およそ「奥」多摩とは思えないごった返しっぷり。そういえば、朝に乗ってた青梅線も、まるで朝の通勤電車みたいな様相でした。いや、アレは紛れもなく山へ登る通勤客ですね。勤行的な意味での通勤。ツウゴン。
今日はお盆で人が多いので、バスは鍾乳洞まではいかず、東日原で下車となります。
そこから少し歩くのですが、まったくもって凄いところだ。一言でいえば、ぼくのなつやすみみたいな場所です。
徒歩20分くらいで鍾乳洞に到着。鍾乳洞の横には滝があり、まさに神秘の入り口。
入り口はこちら。彼曰く、「お化け屋敷の入り口」の様な場所だそう。これがお化け屋敷だったら、ギミッグは天然の幽霊で、お化け屋敷の出口は現世には存在せず、気が付いたら黄泉の国に・・・?
滝と死出の入り口の、ツーショット。この日は、8月15日。数々の玉砕者が黄泉の国に渡った日です。
なので、生と死の境目が、益々曖昧になっています。私はまだ未練タラタラなので、死なない様に気を付けないと。
で、入り口からこんな感じ。薄暗く、そしてどことなく不気味。彼岸があったらこんな感じなんでしょうか?空気が冷たくて、湿度が高くて、視界が効かない場所、鍾乳洞。
やはり昔の人も同じこと考えていたようで、おそらく鍾乳石を使用した仏様や地蔵菩薩が彫ってありました。弘法大師学問所。弘法大師とは、四国88箇所の開祖(?)だったり、たまに筆を間違えたりしたことで知られる人です。
他の観光客に迷惑になる上に、肉眼で見た感じと近い感じで撮影できなくなるので、フラッシュを焚くのは好きではないけれど、鍾乳洞内でフラッシュを焚くとこんな感じで撮影できます。
鍾乳洞内にはやっぱり三途の川が・・・。仏教や神道の死生観はあまりくわしくはありませんが、三途の川を渡ると黄泉の国に行ってしまうってのはさすがに知ってます。73年前のこの日、いくつもの英雄が成仏した、こんな日なので、無暗に渡りたくない場所です。
賽の河原。三途の川のほとりにあり、親より先に死んだ子供が、贖罪のために石を積む場所です。子供は一生懸命石を積むのですが、積みあがる直前に鬼がやってきて、それを崩してしまう。また最初から積み直さなければいけない。永遠に救われない、罪ゲー、積みゲー、詰みゲーです。
この鍾乳洞は関東最大級なので、天井が見えないほど高い場所があったりします。おそらく、超音波を飛ばせば天井までのきょりが分ったりするのでしょうが、自然崇拝への冒涜になりそうなので、やめときます。というか装置を持ってません。
こういうところに蝙蝠とか潜んでたら間違いなく失神するからどうか居ないで欲しい。せめて天井がみえたら話は別なんでしょうけれど・・・・・。
水琴窟。原理は、壺の様に空洞のある場所に水滴が垂れると、音がめちゃくちゃ反響して、ある特定の周波数が強調されて、まるで琴のように聞える、自然の神秘です。楽器は石と水だけなのに、妙にとがった金属質な反響をもたらすのも、水琴窟の神秘です。
おそらくこれが水琴窟。一見すると楽器の様に見えないですが、そして水琴窟内で発せられた音が鍾乳洞内でさらに乱反射して、音源がどこにあるのか聞き失いますが、たぶんこれです。奥にある、寛永通宝みたいな手水鉢はつくばいなので関係ないです。ちなみに水琴窟の音を聞きながらこれの名前を思い出そうとしてたんですが、「竜安寺のアレ」とまでしか出てこなくて、すっげえもやもやしてた。
更に奥に進むと、妙な青い光がありました。自然の神秘か何かで、プルキニェ現象でめっちゃ青いです。嘘です、ライトアップされてました。確かに美しいには美しいんですが、荘厳さを茶化すような余計なことを・・・。
他にも、中は見どころが多く、ありとあらゆる自然の造形や彫刻物に名前が付けられていました。例えばこの白滝もその一つ。白い滝のように見えることから命名されたのでしょう。
ここの地形も命名されてますね。金剛ナントカと、もう一つ光って読めない。
他にも色々と見どころはあります。全てを収めようと頑張ったのですが、やっぱりCCD越しの世界よりも肉眼で楽しみたくて、結局半分も収めきれてません。
以上、今回のブログのメイン、日原鍾乳洞でした。
ただ、今回の目的は、「翡翠さんにディープな奥多摩を紹介する」です。しかし既にブログで紹介した場所ばっかりなので、ダイジェストで紹介。
そのまま駅まで戻り、奥多摩湖を通過します。彼はこれが初めての奥多摩湖だったようです。
奥多摩湖で半分くらい人が降り、同じだけ乗ってきました。
「雨降り」バス停で下車します。峰谷橋で降りないので、ここからはディープで何にもない場所に行くということで、バスの運転手に心配されました。
例のバス停を回収。1日3本しかなく、更に道も狭いので、ここを訪れる際は原付か原二あたりがちょうどいいでしょう。下手すると、軽自動車でもかなりきついかもしれません。
「雨降り」バス停の全景。バックに映りこむ家々と自然が渋いぜ。
そのままもう一つのディープなバス停を回収しつつ、折り返しのバスに乗り、神社とか浮橋とかを訪れたりしながら、
もはや有名な、例の駅を再訪。いったいこれ、何度目なんでしょうか???
ロープウェイに乗り込む人影がありますが、もしかしてこれは・・・・?そして、「誰か」が映っている写真というのも、私の旅だとちょっと珍しいことだったりします。
そのあと留浦まで移動し、例の浮橋を堪能。留浦浮橋から見える水色の橋が、北条と武田の境界線なのですが、今回は武田の陣地まで乗り込むことはしませんでした。
奥多摩行きのバスに乗り込みます。およそぼくなつの静かな集落とは思えないくらい、めっちゃくちゃ混んでた。登山客の帰りということで、スポーツジムを3倍くらいに濃縮したようなすさまじさ。
以上、ディープな奥多摩再訪でした。
https://www.melonbooks.co.jp/circle/index.php?circle_id=34371
で翡翠さんのCDを購入できます。彼の作品のいくつかは、メロンブックスでも委託販売されています、興味のある方はぜひ。