悠々自適にメモ帳開いて。


どうも、金音ニトロです。日常だったり、
非日常だったり取るに足らない事を、
気が向いたらそこはかとなく更新します。
珈琲でも一気飲みしながらまったりとご覧ください

2018年09月

とある立川の自販機撮影(ピルグリム)

どうも、金音ニトロです。


とある3期がはじまるらしいので、とある好きな友人に乗っかって立川にある自販機を巡礼しに行きました。自販機は12箇所あり、それぞれかなりでたらめに配置されていますが、近い順とか巡回セールスマンとか気にせず、ひたすら脳筋に、順番に回っていきました。ちなみに私は、とある自体は被害総額シリーズくらいしか見たこと無いです。


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ここ立川からスタート。立川とかあの辺はかなり色々なアニメやらゲームやらに登場してますね。あるいは多摩モノレールの近未来感ですかね。友人とはどうでもいいような話をずっとしてましたが、どんな話をしてたのか忘れた。

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まず1基目。のっけから遠い。まあ四国88箇所と比較するとぜんぜん楽です。四国に行ったことすらないけど。

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場所はこの辺。立川から北に15分ほど歩いた場所。



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二つ目の自販機。

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場所はここ。立川周辺を行ったり来たり。それでも1キロとかの世界。



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みっつめ。相変わらずキャラが誰だか分からない。

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場所はここ。青梅短絡線と青梅線にはさまれた場所で、大体西立川と立川の中間くらい。一番立川駅から離れてる自販機です。



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4つめ。建物内にありました。設置場所がHMV立川(CD販売店)と言う事で、ごちうさのCDがあるか探したところ、見事に辺鄙なところにあり、それも微妙なものしか置いてなかった。

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場所はここ。



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5つめ。ちなみに友人は律儀に毎回椰子の実ジュースを購入していました。

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場所はここ。南武線沿いにすこし離れたところ。



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6つめ。昭和記念公園の中にあります。5番目と6番目が一番離れています。そして何度と無く立川を行ったり来たり。中々精神的に疲れる。

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場所はモロ昭和記念公園の中。

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自販機横の消火器。ちょっと拡大してみる。

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対人関係に疲れたときこれを使いましょう。もしくはある種の独裁スイッチ的なものなのだろうか。それにしても自然とはがれたというより、狙ってはがした感が物凄い。・・・というかこういうくだらない発想わりと好きです。



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7つめ。

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場所はここ。この辺で、巡礼マップを導入。友人の携帯のバッテリーがやばかったので念のため貰ったのですが、これが意外と役に立ちました(実は友人はモバイルバッテリーを携帯していた)



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8つめ。

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場所はここ。



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9つめ。設置してた店がなくなっていたので、当然自販機も撤去されてました。現在移設を検討してるらしいですが、どこにいくやら。

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場所はここ。3つ目と立川の中間くらいの場所。



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10こめ。これだけ2基設置されてます。

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場所はここ。7番に物凄く近いです。なので7番の撮影の後、全く別の場所の8番9番を撮影してもう一度この付近に戻ってくるという、なんとも頭の悪い巡礼をしてます。仕方ない、設置場所が設置場所だから。



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11こめ。つい最近追加された巡礼箇所です。まさか建物の中に設置されてるとは。
10番が映画化のときに設置されたらしいので、11と12は3期決定で追加されたものでしょう。

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場所はここ。もう既に何度立川をまたいだか分からないほど立川をまたいでます。12番でまたも往復するんですがね。



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ラスト12こめ。ロフト内に設置されてます。ちなみにこれだけ、商品全部が「おいしくない(友人談)椰子の実サイダー」で占められてる仕様で、謎過ぎる自販機となってます。誰需要なんでしょう?

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場所はここ。建物の中なので多少GPSの精度が落ちてますが、きちんと12番自販機の前でスクショを撮ってます。



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一応撮影用に購入した椰子の実サイダー。飲んだ感じだと、まあ悪くないんじゃないのって言うのが本音。ただし常飲するようなものではない。

と言う事で、巡礼のまとめ。
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・・・・写真の分量が豪い事になった。






では。

新潟の秘境駅と世界遺産に行ってきた。その5(下仁田)

どうも、金音ニトロです。


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上州富岡駅で40分くらい待って、終着駅の下仁田に向かいます。ここから滅茶苦茶電車がゆれるんですよね。どうにかならん?

途中「南蛇井駅」を通過しましたが、すっかり撮るのを忘れていた。駅名が完全にネタに走ってますよね。

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と言う事で、下仁田駅に到着。下仁田町の中心地で、ここから羽黒下駅まで延伸計画が有ったらしいです。しかし何であんなところにつなげようと思った。ちなみに上信線の信は信濃の信です。信越線の信も信濃です。越は越後なので、ようするに信越線は群馬ガン無視状態。

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北海道とかにアホみたいにあった旧国鉄のやべーやつとは違い、割りといいところを通ってるので、駅設備はしっかりしてます。つかここ有人駅です。200人も使ってればそりゃそうだろうって話なんですがね。

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駅舎は絶賛ローカル色溢れる感じ。「古きよき田舎の・・・」で語られるタイプの奴。

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某グルメドラマで使われていた駅でもあり、ドラマ内での描写のとおり、改札を行うごとに律儀に締め切ってしまいます。まあ自動改札でも締め切ってしまうわけなので、当然といえば当然なのですが・・・。

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駅前には下仁田駅の場所が書かれた看板があるんですが、随分昔からアップデートされずに今に至っています。横川~軽井沢がまだあるって・・・。まあこういうのはアップデートされてしかるべきものなんですが、次訪れた時変わってたらちょっと寂しい。

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横川の上に数字が書かれてますが、横川まで、タクシーで7300円。ということでしょうか。確かに距離的にはそれくらいですが。




ちなみに折り返しが発車するぎりぎりまで駅員と鉄な話をしてました。どのようなプランを組んでいたのか訊かれたので、午前中に18きっぷで新潟に居たことを話したところ、マジで1歩飛び退いていました。リアルで飛び退く人を初めて見た。「新潟のどのあたりに?」「美佐島です」「えええと、越後湯沢の・・・」「ええそうですね、その少し先です」「何しにいかれて?」「特徴的な駅だと聞いたもので、行ってみたくなりまして」

的な会話をしてた。




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その後は高崎線で帰宅。いつもの八高線の終電見送りはないです。







と言う事で、最後の18きっぷを使い切るべくしていった美佐島と愉快ななかまたちでした。








またどこかで。

新潟の秘境駅と世界遺産に行ってきた。その4(富岡製糸場)

どうも、金音ニトロです。


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新幹線ってのはやはり速いですね。ってのを、利用するたびに実感してるわけですが、やっぱり速い。途中駅は上毛高原駅の1つだけで、2時間くらい掛けてきた駅をものの30分で引き返すわけですから。ただ、「旅してる感」は皆無。ワープにおける新幹線はただの移動手段であり、けしてそれ以上ではない。ただし帰省する時とか長距離移動の新幹線にはそれなりのわくわく感が付いて来ます。あるいは最初っから新幹線を前提とした移動の場合。そして18きっぷ旅はなんだかんだ疲れるのです。越後湯沢ですから、温泉くらいはありましょうし、ゆっくり浸かって帰っても良かったのですが、そう思ったのはすっかり新幹線の切符を買った後だった。

まあいいや、とりあえず高崎に戻って、そのまま富岡製糸場に向かいます。

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ともあれ、ワープを使うとこのとおり、13時8分越後湯沢駅発の列車で、13時57分発の上信線に間に合ってしまうわけです。上信線もやはりJRではないので、別途きっぷが必要となります。なお、上信線きっぷ代+湯沢~高崎ワープ代が、行きに考えていた大宮~湯沢ワープの運賃と同じくらいになります。


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こちらは最初っから私鉄で計画されていたので、JRとは離れた場所にホームがあります。調べてみると、「日本の現存する地方私鉄では伊予鉄についで古い」路線だそうです。なんと微妙な。

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下仁田行きの看板がどことなく古臭くて、昭和の面影って言うんでしょうか、もう平成も終わるって言うのに。これが平成初期のものだったら、もうすぐ「文字通り」時代遅れになります。
とりあえずゆれる電車にゆられること40分。

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上州富岡駅。富岡製糸場の最寄り駅です。

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富岡製糸場は、明治の殖産興業の一環として建設された、当時世界最大級の規模を誇った製糸工場です。この場所が選ばれた理由として、「東京から程近く、充分な平地が確保でき、近くの吉井町から燃料の石炭を産出でき、下仁田の良質な水に恵まれた、養蚕業が盛んな地域」だったことが上げられます。

官営製糸場として明治5年に開業(この年に全国の小学校が一斉開業したり、現桜木町~旧汐留貨物駅に鉄道が通ったり)のち、明治26年には三井に渡り、その後原、片倉と経営が変わった後、昭和末期まで創業していました。

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全国から女工が上京ならぬ上毛?してきたり、ここで培った技術を全国の製糸場に伝えたり、

また、三井当時女工に支払われていた日当が10~30銭程度だったそうで、これを月収にすると大体6円前後。その当時の米価が10キロ当たり1円。で、当時の食生活が「1日に玄米4合と味噌と少しの野菜」だとすると、エンゲル係数は少なくともお米だけで30%以上。で、かなり粗食な1汁1菜を徹底したとしても、50%は超えるのではないか・・・?現在のエンゲル係数が25%前後なので、相当苦しい。そして、当時は芋のほうが安いです。1貫あたり20銭とかのレベル。

ところで、戦時中に「一人当たり米消費量である3合の、2割減である2合3勺を配給していた」のは有名ですが、時代が進みすぎてるので適用しませんでした。もっとも、雨にも負けずですら、昭和初期の設定なのでなんとも。

で、何故官営時代の月収を基にしないのかといいますと、その当時の米価を入手できなかったからです。ちなみに月収1円50銭程度でした。1円が純金1.5瓦で、小判1両に等しく、ほぼ1ドルです。で、1両が現在の価値で4000円。火の車のレベルではない、一体どういうことだ。

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生糸の作り方の実演がありました。
  1. まず、繭をゆで、糸口を探します
  2. で、5本~10本程度を纏めて1本の太い糸にします
  3. これを二つつくり、途中で交差させて撚りを作ります
  4. 巻きます
  5. 繭が透けてきたら継ぎ足します

ざっくり言うとこうなります。
繭1個につき1200メートルの糸が取れますが、それでも絹織物1反を織るのに2500匹以上の繭が必要になります。生糸の主成分はフィブロインで、繭についているセリシンを落としてから精製しているようです。

どうでもいい話ですが、ポンテギとは蚕の蛹です


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こちらは、片倉時代、操業を終了するまで稼動していた機械、と、そのたてものです。この建物は開業当時のもので、当時としては最先端だったトラス構造が天井に用いられていたり、木と紙の家に住んでいた日本には存在しなかった硝子を外国から輸入していたりしてます。しかし当時の海外の硝子も微妙に波打ってたりして、窓越しに見ると景色が歪んでいたとの事。その硝子もほとんど張りかえられてしまい、現在は残っているかも怪しいらしい。

機械のほうは、同じ構造のマシンが140メートルに亘って設置されています。ここに大勢の作業員がずらっと並んで同じ作業をするわけです。肝心の生糸の作り方は手作業が機械になっただけで、基本的な構造は大昔から変わってません。まあ、ミシン糸みたいに行ったり来たりしているので、それが若干違ったり、後は糸の掛け違いを防ぐセンサーが入っていたり。

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こうやって撮ると、妙にインスタ映えする写真っぽくなります。同じマシンが等間隔でいくつも並んでいるのはみていて楽しいです。

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一方こうやって撮ると、「写真で分かる富岡製糸場」的な本に挿してある写真っぽくなる。どうでもいい情報です。吊り下げられてるのが黒板で、チョークと白ペンで目標やらが書かれているのも、味が出ていて良いです。平成末期と、昭和末期の機械と明治初期の建屋とが入り乱れて、時間旅行をして居るような感覚になります。

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こちらは寄宿舎。女工たちが寝泊りしていた場所です。老朽化が酷くて、だいぶやばい感じです。この建物、当時の間取りはどうなっていたのでしょう。茶室みたいな狭いところに粗悪な3段ベッド、とかでしょうか、それともユースホステル的な感じか、あるいは1ルーム的なつくりなのか。




と言う事で、富岡製糸場でした。






では。

新潟の秘境駅と世界遺産に行ってきた。その3(越後湯沢)

どうも、金音ニトロです。ちょっとだけタイトルを変えました。

実は美佐島に到着するまで、その後の予定が全くの未定で、この後筒石(トンネル駅)に行くか湯檜曽(ループ線&トンネル駅)に行くか、あるいはほかの事をするか、すごく悩んでました。そのばあいの予定がこれです。

筒石プラン

[出発] 美佐島[きっぷ840円]
│ 12:54発
│ 北越急行ほくほく線
│ 普通 直江津行き
[直通] 犀潟[きっぷ200円]
│ JR信越本線
│ 普通 直江津行き
│ 13:46着
[乗換] 直江津[きっぷ320円]
│ 14:29発
│ えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン
│ 普通 泊行き
│ 14:49着
[到着] 筒石

湯檜曽プラン
[出発] 美佐島[きっぷ260円]
│ 11:17発
│ 北越急行ほくほく線
│ 普通 六日町行き
│ 11:27着
[乗換] 六日町[きっぷ840円]
│ 11:31発
│ JR上越線
│ 普通 水上行き
│ 12:46着
[到着] 湯檜曽


結局何にもない所に1時間ってのはアレだったので、とりあえず水上行きに乗車して、越後湯沢に着くまでゆっくり行程を練る事に。越後湯沢にちょっと気になる場所があったり、ここなら最悪新幹線という手があったり。というか、本来のメインである美佐島の18倍の滞在時間になることを知っていたので、これは幾らなんでもと言う事で、越後湯沢で降りてしまいまして。

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悪魔の誘惑が嫌でも目に付きます。というか、よっぽどストイックで鋼の精神を持ったきっぱーでも無い限り、こちらに流れますよね。列車の頻度が1時間に1本は神。

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とりあえず喫茶店で飯を食ってから、日本酒を飲みます。500円で好きな日本酒をお猪口5杯まで飲み放題!!という中々に面白いアトラクション(?)です。

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この中から5杯を選んで飲むわけですが、そのラインナップは実に100種類以上。全部制覇するのに軽く1万円以上掛かります。日本酒だけみても、甘口~辛口、淡白~濃厚までの全組み合わせが置いてあり、更に特別醸造とか本醸造とか色々なカテゴリに分けられていて、選び放題。中には古酒だったり、梅酒だったり、果実酒だったり、ワインだったりの変り種もあります。

まあ、甘口を5杯飲んだだけですっかり上機嫌になったけど。全種コンプリートなんて、肝臓とお財布が耐えられないです。というか度数16なんて普段飲まないし。ほろ酔い1本で大満足な酒の耐性しかないので、まあ当たり前といえば当たり前か。量にして恐らく5勺。まあもっとも越後人じゃなくて相模人ですからね、遺伝子から違うんでしょう。

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その後は越後土産を物色したり、時間潰したり。そういえば飲めないくせしてどっかに行く度にアルコール飲料を買う癖がついてることに気づき、今回は我慢。何故気に入ったお酒に限って720CC(=4合)からの販売なんだ・・・?1合からの販売は無いのか?

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移動手段は結局新幹線になりました。そして必然的にそのまま高崎に向かうことになります。俗に言うワープってやつです。新潟方面なら、長岡行きが1時間に1本の頻度で出てるのでそちらに乗っているだろうし。ただしそうすると帰りの新幹線代が凄いことになる。

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MAXときの1階席で高崎に。とりあえず寝て酔いと眠気を解消します。




では。

新潟の秘境駅と世界遺産に行ってきた。その2(美佐島駅)

どうも、金音ニトロです。

六日町から2駅先の美佐島に向かいます。


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美佐島駅は、ほくほく線内に存在するトンネル駅です。JRではないので、当然使えません。六日町~美佐島の260円が別途必要になります。列車のLCDにもしっかり注意書きがされています。

その前に、「北越急行ほくほく線」について軽く触れておきます。

新潟県六日町を起点として、信濃川を渡り、日本海側の犀潟に至る鉄道路線。豪雪地帯である頚城のインフラ整備のために国鉄北越北線として着工されたが、経営悪化によって凍結。3セクとして北越急行に移管され、電化・高規格化の改良工事の後平成9年に開業した。

ちなみに、北陸新幹線が延長するまで特急はくたかが通過していたのもこの北越急行線経由で運行されていて、収益の9割をたたき出していたらしいです。

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今は1両とか2両の短い編成が行き来するだけの路線です。今止まってるのがその車両だったり。

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で、車内の運賃表。本来は六日町~犀潟なのですが、一日に数本、越後湯沢や直江津、新井まで延長されることがあるので、そこまで書かれています。本来六日町始発のこの列車も越後湯沢からの運賃が掛かれてますが、六日町で改札を介さずに乗れるのでこういう措置がされているのでしょうか。

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普通列車ですが、平然と時速110キロくらいまで飛ばします。まあ昔は在来線最速の時速160キロで走っていたので、当然といえば当然か・・・?


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トンネルに入ると雰囲気がガラッと変わります。全部クロスシートということもあってか、上越線よりかっこいい。絶賛ワープ航行中みたいな感じで。ちなみにほくほく線は大体がこんな感じらしいです。国鉄当時の構想が貨物用の短絡路線だったりするわけですから、出来るだけ直線になるように配置したら山の中をひたすら突き進むルートになった、とも取れますが。

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美佐島駅に到着。見かけ上は無いただのトンネル内の駅です。

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この美佐島駅、ホームの長さは2両分しかありません。要するに最初っからはくたかのことは考えられていないつくりになっています。現に、はくたかは全部通過していました。そのため、利用客や駅設備を守るために設備が頑丈なつくりになっていたり、安全のため遠隔監視されていて、列車出発後2分以内に出ないと注意されたり。

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なので、年に1本くらい特急列車が設定されてる土合よりも狭く短いので、圧迫感があります。
ちなみにこの列車に、テレビ撮影の団体が乗り込んでいきました。すっげえレアな瞬間に立ち会いました。そのテレビに南田さんらしき人も同行していたので、結構大規模な企画なんだろうなって思ったり。ワープ航行中の車内の前の座席が妙に空いてたのも、このテレビ用に確保してたものです。


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なので列車業務に限ってはワンマン運転(テレビクルーの席確保のための乗務員をのぞく)という状態でした。


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頑丈な設備その1。プラットホームと待合室を仕切る鉄の扉。はくたかや超快速が高速で通過する時の気圧変化や強風から利用客や駅設備を守るためのものです。

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待合室からホームを臨む。地下研究施設とか、機械制御室とかの扉のような雰囲気ですが、別にそんなことは無く、ただの駅です。それも3セクの、ドのつくローカル駅。

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横にある電光掲示板。
上が「列車が来るまで扉は開きません」、下が「列車が到着しましたので御乗車ください」とあるように、普通列車でもトンネルドンの影響が大きいようです。

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頑丈な設備その2。待合室と外界を仕切る鉄の扉。これも気圧強風対策のものです。
で、こちらの扉は列車到着中は開かない構造になっています。エアロック的な役割です。

ウィキペディアの記述によると、「防風扉が開いたままの状態で列車を通過させる実験を行ったところ、風圧で駅舎内の待合室の扉のガラスが粉砕されるという事態にな」ったとのこと。やばすぎだろう。

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ホームに向かう階段。これ、やっぱり一般人立入禁止区域の扉だよね。駅だけど。バイオハザード系統をやったことが無いのでなんともいえませんが、この先でケルドウイルスとかホムンクルスとか研究してる雰囲気が物凄い。

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全景を撮ってしまえば、あそこだけ異世界ってだけで、まったく地下研究施設感は無いんですが。
畳張りの休憩施設だったり、美佐島の広域紹介の展示だったりがあって、超ローカル駅の割には大切にされてる印象を受けました。

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その超ローカルとはこういうこと。周りに人家がすくないのはまだ良いとして、地下駅なので線路は地上から見えず、ゆえに地上にこの建造物だけポツンと建っている状態です。一見するとトイレとか寂れた飲食店にしか見えないし、車で来ていたらよそ見してたら通過してしまうレベルで駅らしさがゼロ。

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駅周辺は非常に自然豊か。見所まで徒歩15分とか20分とかで、ハイキングコースも5時間より受け付けておりますといった、マジで何もねえ駅周辺。強いて言えば、とある宗教団体のメッカがあるくらい。それもでかでかと看板が建ってやがった。





当初のプランでは10分しかいられないしアレだなと思っていたんですが、結局10分で見終わってしまったので、そのまま六日町に向かいました。







では。

新潟の秘境駅と世界遺産に行ってきた。その1(高麗川~六日町)

どうも、金音ニトロです。青春18きっぷが1日分残っていたので、また日帰りで行ってきました。


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と言う事で、こちら午前6時半の高麗川駅からスタート。朝早過ぎんだよ。つか上越国境の本数少なすぎる。この時間帯は大宮を迂回するよりもまっすぐ行った方が早いのです。新幹線を使えば当然もっと早く行くことはできるのですが、それだと18きっぷの意味が無くなる。もともと当初の予定では、あまりにも上越国境の融通が利かないので、湯沢までワープするつもりだった。ただワープで5000円は馬鹿げてるので、八高線縦貫ということに。別にいいけどね。八高線、小海線、釜石線、山田線と乗ってさすがに慣れたし。

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と言う事で、特に何も無く高崎駅へ。高崎は土合以来ですね、そういえば。まあただ乗り換えるだけなんですが。

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高崎から新潟に抜けるには上越線と信越線がありますが、今回行くのは上越と言う事で、水上行きへ乗車。ここまで、モロ土合と被ってます。新潟のトンネル駅で、八王子から18きっぷで耐えれる場所といえば、そりゃそうだろうって感じなんですがね。

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それにしても、水上行きの写真の後が水上駅って・・・どういうことだ。写真を撮る頻度まで上越線国境区間になってる。白状すると、見所がないって言うか、吊革に掴りながら半分寝てた。カメラを出すのも面倒くさくなってました。

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と言う事で長岡行きに乗り換えて、前回訪れた土合駅を華麗に通過。今回もこの駅と湯檜曽駅を突っ込む予定でしたが、何も無いところで3時間待ちになるのでやめました。

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で、土合は群馬県なので、新潟県の美佐島駅はここから更に1時間以上あるんですよね。計画時は片道6時間かあ、なんだ可能じゃんって高を括ってましたが、いざ乗車してみると、我ながらバカジャネエノって思った。もしかして、ちょっとでもこう思うってことは、ある意味でオッサンに片足突っ込んでるって事になったりするんだろうか?


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いよいよ越後の文字が。ようやく新潟県の端っこまでやってきました。やはり陸の孤島ですね、新潟は。

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越後中里(長岡からここまでなら、それなりの本数)を過ぎると魚沼の代名詞でも有る水田が広がっていきます。

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そして越後湯沢駅。鈍行でここまで来た達成感というより、美佐島に着いてもいないのに疲れた。

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そしてようやく、六日町駅に到着。ここでの乗り換え時間は5分。もしまかり間違えて混んでたりしたら間違いなく乗り遅れます。乗り遅れたら1時間待ちです。


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目的地の美佐島駅は北越急行ほくほく線という別会社の駅になるので、JRのみの18きっぷでは乗れず、別途きっぷを購入しなければならないので、その時間に余裕を持ちたかった。結果ぜんぜん大丈夫だったんですが。

ちなみに、大宮~湯沢で新幹線を使えば1本早く到着でき、超快速スノーラビットの高速通過を拝めますが、あんなところ午前9時にいくところじゃねえと思い、また18きっぷが無意味になるので取り下げました。まあ八王子~大宮+越後湯沢~六日町+帰り道だけでも1日分の元は取れるっちゃぁ取れるんですが、なんならすでに11850円分は取ってるのですが、そういうことじゃない。






次回、美佐島駅を紹介します





では。
自己紹介

金音ニトロ

音響や旅行が好きな、ありふれたホモサピエンスの端くれ。多摩県八王子市北野区から茨城県の某所へ。地理や地図、天文と言語も好き。元ごちうさ難民。

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